CentOS 6/8 サポート切れに伴うリポジトリ参照先変更

Cent OS Linux 6,8 について、
現在は、サポート切れのためテンプレートイメージファイル内に設定されているリポジトリが無効化されているため、
そのままではyumコマンドが動作しません。

このため、yumコマンドを使用するにはリポジトリ設定ファイルの内容を変更する必要があります。

※これらOSは、「サポート切れ」であることを十分理解したうえで、変更を行ってください

書き換える内容は、CentOS 6とCentOS 8共通で、リポジトリ設定ファイルの以下の個所を変更します

  • 「mirrorlist」から始まる行をコメントアウトし無効化する。
  • 「baseurl」から始まる行のコメントを外して有効化し、既定のURLが「mirror.centos.org」となっている箇所を「vault.centos.org」に書き換える。

CentOS 6のリポジトリ設定ファイルは、   /etc/yum.repos.d/CentOS-Base.repo

CentOS 8では、              /etc/yum.repos.d/CentOS-Linux-AppStream.repo

変更後の例は以下を参考にしてください。

[shell] [appstream] name=CentOS Linux $releasever – AppStream #mirrorlist=http://mirrorlist.centos.org/?release=$releasever&arch=$basearch&repoo=AppStream&infra=$infra baseurl=http://vault.centos.org/$contentdir/$releasever/AppStream/$basearch/oss/ gpgcheck=1 enabled=1 gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-centosofficial ~ [/shell]